信頼回復

今朝のテレビニュース2題。
三菱ふそうの新入社員が「若い力で皆様の信頼を回復していきたい」と言ってた。そうか。いま世間から叩かれている会社に好きこのんで入らなくてもいいのに、えらいと思う。
でも、「この会社に就職希望する学生は少ないだろうから私にもチャンスはある。とりあえず就職試験を受けといて、他の会社から内定もらったらこっちは蹴ればいいやと思ってたのに、ここ以外みんなダメだった。三菱グループの会社だし、車の事故は私と関係ないんだし、2,3年すればほとぼりも冷めるだろうし、ま、仕方ないか。」ということで入社した人は少なからずいるとみた。
NHKは海老沢前会長への退職金1億円を払わないと決めたらしい。視聴者の信頼回復を意図したというより、退職金払ってまた世間から叩かれたくないというのが本音でしょう。
でも、それはおかしいんじゃないか。一連の不祥事とか独裁的運営とか問題は多かったんだろうけど、刑事事件の被告にもなっていない者に退職金を払わないという理由はないでしょう。多少の減額はあっても、せいぜい30%が限度と思う。全額不支給にするくらい悪いことやったんなら刑事告訴なりすべきでしょう。
これは明らかに世論が怖くてやったことで、海老沢さんに裁判おこしてもらって「支払え」という判決が出るのを待つという作戦じゃなかろうか。「司法の判断」というお墨付きをもらえば払いやすいからね。