2005-12-31 紅白を久しぶりに観ている。 さだまさしがヒロシマを歌っていた。若い頃恋の詩を歌っていた人が歳をとったときに何を歌うかと言えば、人類愛なのである。恋しくて悲しくて切なくてそれしか見えなかったのに、歳をとるとストレートな恋を歌うことができなくなるのである。僕は尾崎豊世代より少しだけ古い世代だけれど、尾崎がいま生きていたら何を歌うのだろうと思うことがある。いい時に死んだ、という気はないが…。精神年令は二十代のままだ。大塚愛が好きだったりする。実年令にココロが追い付くのはいつなんだろう。追い付けないままでいいと思っている。