『プロフェッショナル』

tetsu02112006-02-03

NHKの番組である。おもしろい。
あまりテレビを観ないので―そのかわりに読書や勉強とかしてるわけじゃないけど―録画してたのをやっと今日になって観た。『トップランナー』や今(午前3時)放送してる『○○自ら語る』―○○の部分は今日は「マイケル・ダグラス」―などのインタビュー番組ってのは、話してる内容は結構興味深いけれど、画面的にさびしいので観るのがつらい。でも、『プロフェッショナル』はインタビューとドキュメントの割合がほどよい加減なのである。
今回の出演は佐藤可士和。「おもしろい」と思った言葉が三つ四つあった。例えば一つ書いてみよう。実はなんと言ったのかもう忘れてしまっているけれど、意味としては「ある商品を広告で表現しようとするとき、どう修飾しようと考えるのでなく、そのモノの本質を突き詰めて提示するのである。それが分かってから心配することがなくなりました。答えが必ずあるということに気づいたから」
表現というものが自分の中にあるものから創り出されるものだとすれば、いつか限りがきたり(つまり、ストックがなくなって)、あるいは広告すべき商品によっては対応できなくなるかもしれないという不安があったのだろう。でも、対象物の中に表現すべき答があればそれを見つける能力がある限り作品は完成するという安心を得たということだと理解した。


今日のお昼は海苔巻きでした。