お金。

国民が100人しかいない国を想像してください。
一人100万円ずつ持っていると仮定してください。
そこに、超インフレが起こったとします。
ある人の所有する土地の価値が10億円になったとします。
国全体に存在する貨幣の量は1億円(100万円×100人)です。
どうやったら10億円の土地が買えるのでしょう。
貨幣を増刷するしかありません。
インフレで貨幣価値が下がる分、増刷するしかありません。
国立銀行が増刷するのは分かるとして、国民はどうやって貨幣を手に入れるのでしょう。
インフレ率が100倍なら、国民が持っている貨幣の100倍を国立銀行が国民に分配する(皆に1億円ずつ配る)のでしょうか。
それはなさそうです。
では、国が国債を発行して、国立銀行は増刷した貨幣で国債を買い入れするのでしょうか。
例えば、国が100億円分の国債を発行して、国立銀行が100億円を増刷して買い入れたとすれば、国は100億円が手に入ります。
それを、公共事業や公務員の給料や社会福祉や物品購入に遣うとすれば、貨幣が社会に回っていくでしょう。


貨幣の仕組み(の一面)って、こういう理解でいいんでしょうか?
誰か経済に詳しい人がいたら教えてほしいです。