『エラゴン』

tetsu02112007-09-15

13日。
男4人、伊勢佐木町に向かうが、
目的地に着く前に小便を我慢できない男のために串焼き屋に寄り、
ポッピーを飲んで帰った。

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典型的なファンタジー小説を典型的なファンタジー映画にしたというものですが、出来は必ずしもいいとは言えません。原作を読んだ人が映画を観て、「ああ、あそこはこんな絵になるのか」なんて楽しみ方ならアリでしょう。
ファンタジーの典型というのは、
1 無垢で純粋な(子どもっぽい無鉄砲さもあったりする)身分の低い若者が隠された才能(や運命や偶然)により選ばれし者となり、
2 謎めいた老人に助けられて、
3 強大で絶対的な悪の権化と戦わざるを得なくなり、
4 きれいな王女と出会い、王女を助けるために無謀な戦いを挑み、
5 戦いの中で師(や友人)を失くすが成長もし、
6 虐げられた民衆のための聖戦に立ち上がり、
7 敗色濃厚なところまで追い込まれながらも最後は勝利を得る。
…という展開です。
ネタは分っていても(というか分っているからこそ)、味付けによって面白くなるのがファンタジーなのですが、今回、どうもうまくありません。