『ロスト・イン・トランスレーション』

ＤＶＤレンタル。
画面に透明感があってきれいだった。アカデミー賞脚本賞を獲ったっていうからどんなストーリーかと思えば淡々としたもので、アカデミー賞がこの手の作品を評価するというのはいい意味で意外だった。それに、ヘッドホンで聴いてたからか音楽もよかった。
女優さんもかわいかった。当たり前だけど映画の楽しみってのはそういう部分も大きいもので、だけど、それは動機が不純な気がしてほんの少しだけ後ろめたい。でも、主演の人ってふつう美男美女が多いわけで、それが映画なのである。映画にしろ演劇にしろ俳優の魅力（もちろん容姿だけの問題でなく）というのは場合によっちゃ作品の出来の半分を占めるのじゃなかろうか。
もしも誰かから好きな俳優を問われたら若い頃の三船敏郎を挙げたい。…あ、男だ。