サントリーオールド

先日買っておいた発売50周年記念特別限定ボトルの封を切った。
黒いビンなので中身が見えない。どれくらい残っているのか、見ても分からない。
残りが少なくてかなしくなるということと、残りがどのくらいあるか判らなくて不安だということの、どちらが耐えがたいかというと間違いなく後者である。
「ない」ということの悲しみよりも「あるかないか判らない」という不安の方が精神的にはこたえるものです。


奥粼謙三さん死去。
ゆきゆきて、神軍」は予告編で観たのか、テレビ番組の紹介で観たのか覚えていない。奥粼さんの過激な言動もそうだけど、それに応対している人の戸惑いと恐怖の表情の方が印象に残る。でも、全編観たいかと問われれば、「いや、結構です」と返事をしてしまうに違いない。退屈はしないだろうけど、疲れてしまいそうだから。