葉書が届いた。

ある候補者からの選挙用葉書だけど、「○○します」とか書いてある。おお、それは結構。なんだけど、それをどうやって実現するのかを知りたい。そういうのは、各党のHPとか見て調べればいいのだろうけど、そこまではやってない。この1、2週間ばかり新聞は結構マジメに読んでいる。でも、まだどこに投票するか思案中。これまでは、「とりあえず○○党に入れとこ」って、かなり安直に投票してたけど、今回はちょっと考えようと思ってる。


悪評高い宣伝カー。辻立ちして政策を1時間訴えるより、1時間車で名前を連呼した方が票が集まるのだろう。辻立ちで100人を説得するより、1000人の有権者に名前を覚えてもらうことの方が票が入るとすれば、作戦としては上等である。政策に納得して入れる1票も握手してくれたというだけの理由で入れる1票も、同じ1票なら効率的な方がいいに決まってる。でも、なんだかなあ。


社民党の辻元氏が「私らはエリートでもセレブの女でもありません。しかし、(自民党が)セレブの女いっぱい立てたからって庶民の声がわかるんですか」と街頭演説(4日付け朝日新聞)。「○○に××の気持ちは分からない」って考え方はイヤだ。そういうのを広げて考えると、「男性には女性の気持ちは分からない」「年寄りに若者の考えは分からない」「都会人に田舎人の思いは理解できない」とかいろいろ言えてしまって、それは正しいのかもしれないけれど対話や相互理解を拒否した発言になっているから。
「あなたには私の気持ちは分からない」というのは認めるけどね。個対個だから。…言われたくはないけど。
ああ、こんなこと書いたからって社民党に入れないと決めたわけじゃないんだな、これが。ほんとは、演説の中のワンフレーズを切り取ってどうのこうのいうのは反則だもんね。


熊の場所
面白くて一気に読んでしまった。マンガより楽に読める。『名探偵コナン』なんて読むのがタイヘン(面倒)だったりするからなあ。
今まで読んだ舞城王太郎は精神的にキツイ暴力描写ばかりが頭に残って後味が悪かった。このくらいの軽さだと楽しんで読める。
熊の場所