禁煙をするのは意志が弱いからです。

喫煙する場所がどんどんなくなっていき副流煙だなんだとまさしく煙たがられる存在の喫煙者が、吸い続けるためには強い意志が必要だ…という意味ではありません。
1日10本以上吸わないでガマンしていられるココロの強さがあるのなら僕は禁煙なんかしません。でも、一度吸い始めると1日10本以内におさめていられるわけはないのです。10本以上吸わないように注意して、ガマンして、イライラするよりは、いっそ1本も吸わない禁煙の方がよっぽど楽なので禁煙をしているのです。


『GOTH 夜の章』
上下巻の順番を反対に読んでしまったけど関係なかった。
作者が「あとがき」で、「異世界を彷彿とさせる設定やアイテムや用語を使用していないので、現実を舞台にした小説だと思われがちですが、作者の心の中ではおとぎ話のようなものでした」と書いているのを読んで、ほっとした。難しく考えなくていいんですよね。
GOTH 夜の章 (角川文庫)


男たちの旅路 第3部第1話 シルバーシート
NHKアーカイブスでやってたのを録画していた。1977年放映。音楽がミッキー吉野で、演奏がゴダイゴだったのか!水谷豊と桃井かおりの演技がクサかった。加藤嘉がよかった。
観おわってはじめて「シルバーシート」というタイトルをつけた理由がわかった。都電ジャックの話なので都電のシルバーシートに引っ掛けてはいるけど、本当の理由は、老人はシルバーシートに座りたくないということなのだ。老人は、シルバーシートが意味する「いたわり」とか「思いやり」でなく、「尊敬」や「愛」が欲しいのである。「老人だって」という言い方をしてしまいがちだが、老人も中年も青年も欲しいものは同じなのである。だが、年をとって容姿が衰え体力もなくなり記憶力もおぼつかなくなると、「尊敬」も「愛」も得ることが一層難しくなるのである。
人は何かを諦めてしまわないと、シルバーシートに座ることはできないような気がする。


『SAW』
こういうアイデア勝負の映画ってのは面白いけど、だんだんラストに近づくにつれ面白みが薄れていくのは仕方ないのだろう。謎が謎のままだと映画が終わらないからね。
SAW ソウ DTSエディション [DVD]