古畑任三郎「ラスト・ダンス」

ん〜〜。トリックや伏線のほとんどはバレバレだった(気づかなかったのは水槽の奥の鏡くらいか。…あ、いや、携帯電話も気づかなかったな)。そもそも、犯人の入れ替わりなんて犯行前に見破ってしまって、ああ、これは視聴者が見破っているという前提で最後にどんでん返しがあるのだろうと思っていたくらいである。…なかったけど、どんでん返し。最後のオチ(本当は踊れないのに踊れるフリをしてだました)もミエミエだった。
と、自慢げに感想を書いてしまったけど、ドラマとしてはまあ面白かった。というか、種明かしの前にタネを見逃さないよう一所懸命観ていたら気分転換になった。
3夜連続の1、2夜は観ていない。録画したので時間があるときに観ることにする。


三谷幸喜は気になる作家です。ハズレも多いけど、「王様のレストラン」を観たときは「こりゃいいぞ」と思った。テレビで本人を見ると、緊張のせいでいつも額が汗で光っているというイメージがある。ちょっとしたギャグを言って、周りが気をつかってウケてあげてるような雰囲気を感じる。気が小さいけど目立ちたがり、でもそこが憎めないみたいな印象がある。全然似ていないのに自分と共通する部分があるように思えるのも、三谷が気になる理由である。
劇作家でいえば、昔、北村想が大好きだった。