『グッバイ、レーニン!』

グッバイ、レーニン! (竹書房文庫)★☆☆☆☆
たしか、エイゼンシュタインの映画理論によれば、ピストルが映ったらそのピストルは必ず発射されなければならないのだけど、この映画は最後まで発射されなかった。つまり、主人公のお母さんは真実(東西ドイツ統一)を知らないまま死んでしまったということで、それはそれでそういう話なのだからいいとして、結局おもしろくはなかったです。