『一から分かる郵政民営化』

今日の朝日新聞の特集ですが、こういうの待ってました。何が問題なのか、ほんと分からなくて、知りたいと思ってたから。
で、よく分かったかというとそうでもなくて、7割くらいでしょうか。でも、いいです。とりあえず満足しました、7割は。


民営化しちゃって大丈夫なのか、政府は、って要らぬ心配をしてしまいます。財政投融資で大蔵省は郵貯マネーをじゃぶじゃぶ使って、国債なんかもいっぱい引き受けてもらって、民営化しちゃったらそれらの仕組みはどうなるんだろう。政府として困らないカラクリこさえてんでしょうね、きっと。
そもそも、政府が無駄な公共事業なんかに郵貯の資金を回したりして、言ってみれば好き勝手やってたくせに、都合が悪くなると民営化なんてのはいかがなものか、って思いますけど。


この記事にはグラフが使われてたけど、いっつも思うのは、グラフの縦軸の目盛は0から始めてほしいってことです。230から始まって270くらいまでしかない棒グラフだから、「引き受けた郵便物の数」がえらく減ったような錯覚がします。なんか騙されてるような気になるんです。