『眠り』

村上春樹の短編集「象の消滅」に入ってる。
朝、図書館から借りてきた。最初の4編は読んだことがある(はず)なので、五つめの『眠り』から読み始めた。
読み終えての感想は…「え?まだ途中じゃん?」です。一旦ここで終わって別の作品で続きが読めるのかと思って次の作品の冒頭を読んだけど、どうも違う話のようで、これはどうやら『眠り』はここで終わってると納得するしかないようです。
謎は解けてない、というより、謎とは全然関係ないような事件が起きて終わりですか…。あるいは、車を襲う男は単なる暴漢じゃなくて、不眠の謎と関係がある者たちなのでしょうか?まさか、読者の想像にお任せしますってんじゃないでしょうね。
「象の消滅」 短篇選集 1980-1991