「すいません」

今年になって「すいません」という文字を含む文章を3回読んだ。仕事関係のメールで2回、文書で1回である(そんなこと覚えている自分もヘンだとは思いますが…)。
話し言葉では「すいません」の方が「すみません」より多い気がするけれど、それは自分もそうだし、「話し言葉だから」という前提の中ではちっとも違和感はないです。でも、文字としてそれを目にするとちょっとした驚きを感じます。話し言葉風の文章ならそういうことはないのですが、3通とも仕事がらみで、堅くはないけどくだけた文章でもない中で「すいません」と書いてあると、「えっ!?」って思います。その人たちの頭の中では「すいません」が正しい使い方になっているのかもしれない、と疑問に思ったからです。
別に「日本語が乱れている。なさけない」なんて言うつもりはありません。言葉なんて間違ったり乱れたりしていくものだと思っています。僕が思うのは、「すいません」が「すみません」の誤用(「転化」というべきでしょうか)ではなく慣用句として認知され(会話の中の使用についてはすでに認知されていると思いますが)、将来「すいません」が(活字としても)多数派になっていくのかどうか興味があるということです。


[追記]
この日記を書いた翌日(13日)だけで、「すいません」という文字を3回見ました。